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残量がなくなったEPSONのインクカートリッジを開けてみた [偽ハマっ子奮闘記]



先日、自宅のEPSONプリンターが、インク残量がなくなったので交換して下さい、とメッセージが出たので新しいインクカートリッジに交換しました。
そして、リサイクルに出す前に、そう言えばちょっと前に話題になったよな、と思って試しに振ってみたら「ポチャポチャ」と音がする。
これは!と思い、残量がなくなったとメッセージの出たインクカートリッジを開けてみる事にしました。

ちなみに、問題になってたの記事はこちら
↓↓↓
エプソンのプリンターインク商法が詐欺だと男性が告発。残量1%で交換を促されるのにドバドバ残っている
http://netgeek.biz/archives/50220

この男性のものは業務用なんだけど、果たして家庭用ではどうなのか、と。
今回、明らかに残ってるポチャポチャ音がしたので思い切って開けてみる事にした次第です。

EPSONインク1.jpg

まずは金属端子を外して……。
ん?
インクカートリッジの中身を何かしらの方法で測定して、そこ結果をプリンター本体に伝達してる端子かと思いきや!
写真をご覧下さい。
どこにも繋がっておりません。
インクタンクとは何にも情報のやり取りをしていない、完全に別になっているパーツでした。

EPSONインク2.jpg

そして、端子を外すと上蓋が簡単に外れます。
出て来たのは真っ黒なフィルム。
たぶん、光に当たると色素が変色するから、と黒いフィルムを施しているんでしょうが、明らかに何か隠しているような匂いもしなくもないですね。

EPSONインク3.jpg

それではと、黒いフィルムを無理やり引っぺがすと、遂に残量がなくなったインクタンクの中身とご対面です。
どうですか!?
まあ、ポチャポチャと音がしていたので予想はついてましたが、やはりインクは残っていました。

EPSONインク4.jpg

わかりやすいように傾けてみました。
「インク残量がなくなりました。交換して下さい」って出て来て、まったく印刷する事が出来なくなったのに、結構残ってるもんですね。
正直、まだまだ印刷出来そうな量に思えます。

それじゃあ、一体どれくらい残っているのか?
家にはビーカーとか測定するものがなかったので、紙コップに移してみました。

EPSONインク5.jpg

こんな感じで。

EPSONインク6.jpg

ドバドバーっと。

EPSONインク7.jpg

紙コップに全部出し切ったところです。

EPSONインク8.jpg

わかりやすいように傾けてみました。
最初、どのくらい入っているものなのか、比較しようがないのでなんとも言えませんが、しっかりとインクが残っているのがわかります。

EPSONインク9.jpg

ティッシュペーパーに吸わせてみるとこんなにもインクを吸い上げました。
まだまだ印刷出来る量ですよね。

EPSONインク10.jpg

参考までに紙コップの大きさはこんな感じです。
普通のサイズの紙コップで、インクカートリッジがちょうど入るサイズです。

参考になりましたでしょうか?

家庭用のインクカートリッジにもそこそこのインクが残っていましたね。
決して印刷出来ないレベルの量ではないのですが、まあ、そこら辺も加味しての値段設定だと信じるしかありませんね。

金属端子はどこにも測定部がない事から、単純に印刷回数から使用量をある程度推測出来る様に、データを蓄積してるだけっぽいですね。
よって、残量はあくまでも推測になる訳なので、気温などの外的要因も考慮すると今回の様に1割程度(目測)のマージンが必要なのでしょう。
まあ、家庭用のインクカートリッジだし、きちんと100%リサイクル回収が出来るとも思えないから、大掛かりでコストがかかる仕組みは作れないんだろうと思います。
きっと、これが限界なんでしょうね。

インクカートリッジのリサイクル回収の際に実際のインク残量をマイレージプログラムみたいに貯められて、次回のインクカートリッジ購入の際に割り引くサービスとか始めたら、きっとみんな幸せになれるんじゃないかと思う今日この頃です。
EPSONさん、実現してくれないかな?

なお、インクカートリッジを分解する時、黒いフィルムを剥がす時慎重にやらないと中身が飛び散って悲惨な事になるのでくれぐれも気を付けて下さい。
出来れば分解しない事をオススメします。
黒いフィルム、かなり手強いですから。



●Distortion of The Times ~時の歪み~へ

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